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カカオがつなぐ縁

カカオに携わって、生活にワクワクすることが増えた。
でもワクワクは向こうからやってこない。
自分がどう動くか。

自分がワクワクするには、相手をまずはワクワク
させなければならない。優しくしてもらいたかったら
まず自分が相手に優しくする、これと同じ原理。

カカオを携えワクワクさせることを考えていたら、
いつのまにか自身のワクワクが増えていく。


一昨日はあるプロジェクトのために大阪に出向いた。
アートな空間でカカオの可能性にチャレンジ。
一緒に考えるのは、チョコを知り尽くした方と、
アートなハートとロジカルなマインドを持った方。

話していて、知的好奇心がくすぐられる。
仮説構築&実験&議論。その繰り返し。
精度があがっていく楽しみ。
その度に広がる可能性。カカオがつないだ縁。


昨日は閉店後、7月初めの三条会商店街の夜祭の
打ち上げ食事会を行った。あのメンバーは本当に
大事。私にとって愛すべき不可欠な存在。

そのうちの一人の誕生日を一緒にお祝いさせて頂いた。
大きな夢を持った方。その夢を叶えられるとしたら
きっと彼女しかいないと本気で思う。
これもカカオがつないだ縁。とても大事な縁。


5月末に京都は上京区役所隣にオープンした素敵な
カフェバー「陽燈園」。ここのオーナーとは
多くの共通点がある。ゼロからはじめるやりがい。
話しているとなんだかワクワクする。


どれもみんな、カカオがなければ生まれなかった出会い。
カカオがつなげたスラウェシ島と日本の架け橋。
カカオが運んでくれたワクワク感。


カカオが香るアイスクリーム。
発売から1週間で、既に大人気商品に。
毎日大好評で、お店で買われる方はもちろん
沢山のお取り寄せのご注文ありがとうございます。
一日を輝かせる美味しいもの。
チョコレートアイスを超越したカカオのアイス。


そして明日、Dari Kに加わる新たな商品。
Dari K never stops.







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スーツ

以前は毎日着ていたスーツ。

でもDari Kをはじめてから、お店に立つ時は基本は
Dari Kロゴ入りのポロシャツなので、スーツを着る機会は
大幅に減った。

それでも、週に1度くらいの割合で営業の外出に行ったり
する時はスーツを着ている。そして僕はスーツを着るのが
好きだということを最近よく感じる。

明日はスーツだ、と思うだけでかなりワクワクする。
今の仕事において「スーツを着る=営業に行く・人に会う
=Dari Kのコンセプトや魅力を紹介する」ということなので
そのワクワクはスーツを着ることそのものでなく、
スーツを着て何をするか、ということに対してのようだ。

今日もスーツを着て、Dari Kのことを説明させて頂く
機会が2度ほどあった。ともにインドネシア関連で、
現地に住んでいた方であったので、共感して頂ける部分も
多く、本当に嬉しかった。

そして、自分で話していて強く感じたことがあった。
それは、Dari Kは、私とショコラティエの2人の会社ではなく、
海を越えて多くのカカオ農家の方が応援してくださっているという
ことだ。

彼らはこれまで日本に輸出したことのないカカオが、
Dari Kを通して日本でチョコレートになっていることに対し、
驚きと喜びを感じてくれている。

今Dari Kにできることは、この最高のカカオ豆たちを
最高の形で、それは時にチョコレートとして、時に
ローストしただけのカカオ豆そのままとして、より多くの
日本人に知って、味わってもらうことだ。

実はかなりの小心者で、小さなことでくよくよしがちな
自分だけど、彼らの夢や希望を自分が背負ってると思うと
何だか力が湧いてきた。

そんな折、嬉しい手紙が届いた。インドネシア領事館からだ。
先日のインドネシア映画祭に協力したということで、お礼の
手紙を副領事より頂戴した。

ss-CCF20110728_00001.jpg


微力ながらもこうしてお手伝いできたことを嬉しく思う。

スーツを着ている私を店内で見かけたら、それは
Dari Kを広めようと外に出て頑張っていた日。

そんな日がこれからもっともっと増えるように、今後は
今以上に積極的にアクションを起こしていこう、
そう思った一日だった。






【カカオ農園訪問記3】 友人の友人は友人

飛行機を降りてから1時間以上経ってようやく
迎えに来てくれたウマールさんと会うことが出来ました。

このウマールさんこそ、後々Dari K設立になくてはならない
存在になるのですが、このときはまだ初対面。
まずは空港から市内に向かう車の中で自己紹介をしました。

ウマールさんと初めて連絡を取ったのはしばらく前になります。
カカオ農園を訪れたかった私は、とにかく手当たり次第
スラウェシ島に関わりがありそうな人にコンタクトをとりました。

初めは主に日本人から。アカデミックな分野でインドネシアの
研究をしている方からJICAなどスラウェシに事務所のある団体まで、
はじめは思いつく限りを片っ端から当たっていきました。
それでもなかなかカカオ農家を知っている人はいません。。。

というのは、スラウェシ島といってもかなり広く、
普通はスラウェシの中心都市であるマカッサルをベースに
皆さん働いています。しかし、カカオ農園があるのは
そこから約10時間近くバスで北に行ったところ。
長くマカッサルに住んでいる人でも、カカオを栽培している
地域にいったことのある人はそうそういないわけです。

かといって、簡単にあきらめることはできません。
むしろ、私はワクワクしてきました!
これだけ色々な人に当たっているのに、カカオ農家を
知っている人やカカオの栽培地域にいったことのある人が
いないという状況。裏を返せば、この状況をクリアすることが
できれば、自分は他の誰も、少なくとも日本人が足を
踏み入れたことのない、世界でも有数のカカオ栽培地域を
目の当たりにできるということ!


情報収集は多岐にわたりました。
主にインターネットを駆使し、「スラウェシ」と「カカオ」を
キーワードに、日本語はもちろん英語でも、インドネシア語でも
検索をかけ、自分が欲しい情報かどうかしらみつぶしに
ひとつずつチェックしていきます。

それと並行して、今度はインドネシア人の友人にもスラウェシの
カカオ事情に詳しい人がいないか、これまたフェイスブックや
メールで聞いてまわりました。とはいえ18,000以上の島からなる
インドネシア。殆どがジャカルタのあるジャワ島出身なので
正直言って期待薄でした。

するとどうでしょう、日本人や日本の組織では知らなかったら
知らない、で終わってしまうところが、インドネシア人では
「ちょっと聞いてみるから、時間をちょうだい」という話に
なって、その人が自分の友達数人から数十人に聞いてくれるのです。

そしてその友達がまた彼らの友達に聞いてくれる、だからもう
私の「スラウェシのカカオ事情に詳しい人を探している」という
ことは、とんでもない数の人に行き渡りました。

そのお陰で私の友達の友達の友達がカカオ栽培地域で
カカオの研究をしていたことが判明、彼こそがウマールさんなのです。

ウマールさんはスラウェシでもっとも大きな総合大学である
ハサヌディン大学の農学部を卒業。卒業後一度は機械系の会社に
就職するも、スラウェシの経済の根幹である農業の発展のために
会社を辞め、契約ベースであるにもかかわらず政府が行う
カカオのプロジェクトの研究員になりました。

なんだかとってもアツい人。年は私よりひとつだけ上。
結婚していて、まだ1歳の赤ちゃんがいるお父さんでもあります。
そんな彼とメールで何度かやり取りをしているうちに、
私の意気込みをかってくれ、協力したいと仰ってもらえました。

そして、空港での初顔合わせ。
どんな人かワクワクでしたが、想像をはるかに超える
いい人オーラが出ていて、すぐに仲良くなれそうな雰囲気でした。
こうして自己紹介や今後のスラウェシ訪問の間のスケジュールなどを
話し合いながら、市内へ向かうのでした。

(続く)



100円商店街

今日は午前中はショコラティエにお店を任せ、
私は午後から出勤の予定だったのですが、朝お店から
電話があり、私の友人が店に来ているとのこと。

聞けばついこの前結婚したばかりの新婚のYさん夫妻ではないですか!
大慌てで店にかけつけ、色々話をして冗談を言い合いました。
日帰りで、Dari Kのためだけに東京からわざわざ
やって来てくれる、この男ただものではないです。
実際ただものではなく、影で日本を操るすごい人なんですが!
ありがとう、Yさんご夫婦!

その後、午後のDari Kは三条会商店街の100円イベントに参加。
これは三条会商店街のほとんどのお店が、100円で商品を
ご奉仕することで、多くのお客様に来ていただこうという
商店街あげてのイベントで、今回が初めての開催だったにも
かかわらず、多くの人出がありました!

ただですね、Dari Kのチョコレートは、トリュフ1個になんと
カカオ豆が10粒も使われており、それを全て手作業で
焙煎からペースト化からガナッシュ作りまでやっているので
100円どころか200円でも売れないんです><

ましてや原料を現地から全て自分で手配して輸入しているので
その分原料のカカオ豆に関しては最良の豆を仕入れることが
出来る反面、コストは信じられないくらいかかります。

だから今回チョコは100円では出せなかったけれど、
利益ゼロで前回の夜祭と同様チュロスとバナナシェークを
100円で販売させて頂きました。多くの方に来て頂いて
嬉しかったです!!

初めてのお客様に興味を持って来ていただけるのも
嬉しいですし、やはりリピーターとして来ていただけると
さらにさらに嬉しいものです!一生懸命美味しいチョコレートを
作ってよかった~と心の底から思います。

昨日お越しいただいて、今日もお越し頂いたり、
東京から出張で京都に来たので、とわざわざ寄ってくださったり
やっぱりお店が京都駅や四条河原町駅から近くないのに
来てくださるって本当に嬉しくてたまらないです!

もちろん、毎日のように寄ってくださる常連の方は、
もうお客様以上の関係ですね。お洒落でお茶目な兄貴や、
面白可愛いお姉さん方です!

アイスクリームも方も評判上々☆
カカオと一緒に食べる斬新さがうけてます!

明日はいよいよ祇園祭のお神輿が三条商店街を
通る日です!楽しみ~!!久しぶりの雑感でした。





前代未聞☆濃厚チョコアイス登場

今日からチョコレート屋さんのDari Kプロデュースの
『濃厚チョコレートアイスクリーム』発売です!!

色々特徴はあるのですが、
①Dari Kの焙煎したてのカカオのペーストをふんだんに利用
②京都のアイスクリーム製造会社に依頼してオーダーメードで作成
③食べる直前にロースト・カカオ豆をまぶすので
カカオのコク・香りがたまらない

いかがですか、このこだわりよう。
5月からメーカーさんと打ち合わせを重ね、
試作を繰り返し、ようやく出来たこの濃厚さと味。


突然ですが、皆さんバニラアイスを創造してみてください。
安価なバニラアイスは、バニラの風味は香料でつけているので
やや黄色がかった白ですよね。

でも高価なバニラアイスって、黒い斑点があります。
それは本物のバニラビーンズを使っている証拠。
バニラビーンズってすごく高価なので、それをすりつぶして
入れるということは、本物の風味がアイスに入っている
ということです。


話は戻ってチョコレートアイス。
どんなに高価で濃厚なチョコレートアイスも斑点はありません。
しかし!!
Dari Kのチョコレートアイスには斑点があります。
それはカカオ豆をすりつぶしたカカオペーストを使っているから!
そんなチョコアイス、日本にはまず間違いなくDari K以外には
存在しないでしょう。


33471033.jpg


それにカカオ豆がついてきて、それを割ってアイスにまぶして食べる。
こんなフレッシュな食べ方、前代未聞ですよね。

暑い夏にカカオたっぷりチョコアイス、是非ご賞味ください。
お値段はカカオ豆つきで350円です!


【カカオ農園訪問記2】 マカッサル到着

イミグレーションを抜けていよいよインドネシアは
スラウェシ島の中心都市であり、空の玄関マカッサルに入国!

と思いきや、荷物検査が待ってました。
頭からお尻まである私の巨大バックパックは目立ちまくり。
知らん顔で抜けようとしましたがそうは問屋がおろしませんよね。

「Open.(開けて)」
空港職員に言われ、南京錠を開錠し、チャックを開ける。
別にX線検査では異常がなさそうだったのに、なぜか
荷物検査される羽目に。。。まあ荷物検査されるのは
慣れてるので笑顔でOK!

バックパックを開けると、3日分の下着と、2日分のYシャツ、
革靴とPCが出てきました。ここまでで中身の30%くらい。
残りの70%は・・・現地で配る用の日本のお土産(浴衣、
Tシャツ、お菓子、餅、和風小物入れなど)。

興味深々でいちいち「これは何だ?」と聞いてくる。
はじめはニコニコ説明してたけど、今回空港には
友人のいとこが迎えに来てくれている。
待たせるわけにはいかない!!

というわけで飴を職員にあげてさっさと抜ける。
(別にアメをあげると通してもらえるという賄賂では
ないですよ!ただ、好意であげただけです!)

こうして晴れて入国し、ゲートを抜けると多くの人が
待っていました。みんな自分の家族や友人の迎えに来ているのでしょう、
あちこちでハグしたり、再会を喜ぶ光景が。

そんな光景をよそに、私は必死そのもの。
友人のいとこが迎えに来てくれるはずには
なっているものの、イミグレや荷物検査で時間をとられたため、
飛行機の到着時刻をその時既に1時間以上越えていました。

しかもその友人のいとこ、私は直接会ったことも話したことも
ないんです。両替をしていないのでインドネシア・ルピアを
もっていない私は、彼に会えなければ空港を出ることさえ出来ません。

自分が彼を見たことないのと同様、彼も私を見たことがない。
でも待ってる人は皆インドネシア人だけど、彼にしてみれば
日本人を見つけるのは容易なはず。そう楽観的に考えていたけど
いっこうに声がかからないので、私は空港のロビーを行ったり来たり。
ブラブラしてると何人か声をかけてきますが、どれも
タクシーの運転手やホテルの案内ばかり。

「まいったな~」
そう思っていると、またもやタクシーの運転手のような
人が寄ってきました。
「You Japanese? (あなた日本人?」
私はYesと答えると、
「You first time in Makassar?(マカッサルは初めて?)」
と聞いてきました。

んー間違いなくタクシーの運転手。あわよくば
観光案内するというパターンか。
それを悟った私は、
「I'm looking for my friend(友達を探してるんだ)」
と言うと、
「Who is your friend? (友達って誰だ?)」と聞いてくる。

あらら、面倒なタイプの人だな。。。と思って
「OK, I go, bye (いいです、もういきます、さよなら)」と言って
歩き出す私。

すると後ろから
「Are you Kei-san? (あなたケイさんですか?)」と
話しかけてくるじゃないですか!

お~~~い、あなたが友達のいとこかい!!!!
だったら最初にどうして「Are you Kei?」って
聞いてくれないのよ~~~と思いながらも
にっこり笑って即握手。

彼の名はUmar(ウマール)さん。
髪は短く、体格は普通、笑顔がお釈迦様のような
明らかにいい人。タクシーの勧誘だと疑ってごめん!
今後彼と2人でカカオの栽培農家をまわることになるとは
このときは全く予想していませんでした。

(続く)






【カカオ農園訪問記1】 カカオ農園までの道のり

今日から数回にわたりインドネシアはスラウェシ島の
カカオ農園訪問&滞在記を書きたいと思います。

思い返してみれば2011年1月初旬。
まだ真冬の日本を発ち、インドネシアへ出発。
インドネシアと言っても、普通の人が想像するのは
ジャカルタかバリ島。私の行き先は
スラウェシ島。

スラウェシ島は17,000以上の島々からなるインドネシアの
中でも4番目に大きな島です。(他の3つはカリマンタン島
(マレーシアの呼び名ではボルネオ島)、パプア州のある
ニューギニア島、そしてスマトラ島があります。
カリマンタンにはインドネシアの他にマレーシアとブルネイが、
ニューギニアにはパプアニューギニアがあり、純粋に
インドネシア領のみなのはこの中ではスマトラ島だけです)

このスラウェシ島の中心都市がマカッサルというところ。
アルファベットの「K」の形をした島の南西端、海に面した
ところにあります。

日本からマカッサルまでの行きかたは大体2通り。
①ジャカルタかバリまで飛んで、そこで国内線に乗り換える
②マレーシアのKL(クアラルンプール)まで飛んで、
そこからマカッサルへ飛ぶ(Air Asiaという格安航空会社利用)

①はジャカルタかバリまでの直行便を利用すれば
楽ですが、その他の都市経由(例えばシンガポールや
バンコクなど)だと、結構時間がかかります。
昨年後半からは成田から直行でインドネシア入りできる
航空会社がJALだけでなくガルーダとANAも加わったので
チョイスは増えました!

②は、マレーシアの格安航空会社Air Asiaを利用するという
ちょっと裏技的な行き方です。この格安航空会社、
早く予約すればするほど運賃が安いという特徴があるので
日にちに融通が利く場合、かなり安く行けることになります。
ちなみに日本からだと、羽田発でKLまでAir Asiaで行き、
KLで再びAir Asiaの別の便に乗り換えてマカッサルへ行けます。


前回私はマイレージを使って行きは①で、帰りは②でという
変則的なやり方でマカッサルへ行ってきました。
スラウェシを訪れるのは初めてではないにしろ、
前回の訪問はそれまでとは違い、本格的に
チョコレート・ビジネスをするための出張。

1ヶ月以上に及ぶ滞在は覚悟済み。
だからバックパックはパンパン。
スーツケースを使わない、これ鉄則。
だってスーツケースを持つ→ダッシュできない
→待ち合わせに遅れる、とか、スーツケースを持つ→
バスで荷物料を取られるとか、スーツケースを
持つ→ガラガラうるさい、などあまりメリットが
ないから。

だから70リットルというとんでもない大きな
バックパック(カンボジアで15ドルでゲット!)を
背負って、さらに手にはビニール袋(これも鉄則。
破けないよう3枚重ね。Loftの黄色いビニール袋を
イオンの音符のついたビニールに入れ、最後は
透明のビニールでできあがり!)でLet's go!

マカッサルにつくとイミグレーションを通る前に
まずはVISAを取得。お金払えばいいだけです。
少し昔はVISA不要だったのに!

そしてVISAのレシートを持ってイミグレへ。
昔旅行しまくっていたので、私のパスポートは
スタンプでいっぱい。しかも、もうハンコを押すところが
ないからとページを増やして後付けしているので、変に分厚い。

毎度のことながらちょっと怪しげな顔で疑われる。
すかさず「Selamat Siang(こんにちは)」と
微笑んで悪い人じゃないよアピール。

「ナカタ?」
イミグレのお兄ちゃんが聞く。
「No, I'm Yoshino(いえ、私は吉野です)」

「I know. You know Nakata?(そんなん分かってるよ。
お前ナカタ知ってるのか?)」にこりともせずに
聞くお兄ちゃん。

ここで、サッカーのナカタのことだと思いつく私。
「Oh yes, I like Nakata!! You like Nakata??
(あー、ナカタ僕好きですよ!あなたもナカタ好きですか?)」
機嫌をとろうと、こっちは必死の笑顔で話しかける。

話がはずむかと誰もが予想したその時、
またジーっとパスポートを眺めだしちゃった。
私の後ろに並んでた旅行者が他の列へ移動しはじめる。
沈黙が続く。

そうして数分が過ぎ、何しに来たのか英語で聞かれたので
カカオ豆を輸入したい、と言ったら理解されたのかされなかったのか、
うすら笑みを浮かべて「OK」と言われて釈放。

さあ、いよいよ入国なるか!?
(続く)

インドネシア映画祭


7月16日から今日18日まで大阪は心斎橋の
映画館Cinemart心斎橋でインドネシア映画祭が
行われました。

1日2本の映画を3日間、各映画につき100名の
定員だったのですが、席は事前に予約でいっぱいでした。
当日席も若干用意されていたので、少し早めに来て
当日席で鑑賞された人もおられました。

私は、映画館の入り口でDari Kのナッツやブラウニーを
販売させて頂いて、映画を見ることは出来ませんでしたが、
インドネシア領事館主催、ガルーダ・インドネシア航空共催の
このイベント、とてもいい企画だと思いました。

インドネシアを訪れたことのある人にとっては、映画の
ワンシーンを通して懐かしいと感じたり、また旅行では
知らなかった現地の人の暮らしや考え方を映画を通して
垣間見ることができたかもしれません。インドネシアには
行ったことない人は、映画を通してインドネシアのことを
知る良いきっかけになったのではと思います。

Dari Kも「食」を通してインドネシアの魅力をより多くの
人に知ってもらうことが存続意義の大きな柱の一つなので、
こういった文化イベントにご協力できて本当に良かったと
思います。

そして毎度のことながら、今回もとても素敵な出会いが
いくつもありました。京大大学院のアジア研究課の図書館に
お勤めの方にこのブログを通してご興味を持って頂きお越し
いただいたり、以前京都のKBSで行われたIndonesian Day
に来ていらした方とお話する機会があったり、大変嬉しい
出会いでした。

またDari Kとともに、インドネシアのお菓子を映画祭で
販売されたムルニさんは
とってもオシャレでリラクシングなカフェを阪急グランドビルで
やられていて、販売されていた方とも仲良くさせて頂きました。

その他、Dari Kの常連さんがお買い物がてらわざわざ
サプライズで寄って下さったり、Dari Kのチョコレートを
気に入ってくださっているお客様とお会いできたりという
嬉しい出会いもありました。

もちろん、インドネシア領事館の総領事・領事・副領事をはじめ、
多くのスタッフの方やガルーダ航空関係の方ともお話が出来、
こういった形でインドネシア、ひいてはアジアの国と関われることを
目指してきた自分には最高にやりがいの感じる経験となりました。

最後に、シネマート心斎橋のことを。
この映画館シネマート心斎橋かなり良いです。
場所も心斎橋駅から徒歩5分くらいのオシャレな複合施設
ビッグステップの4Fにあるのですが、何が良いって
スタッフの方がみんな笑顔で親切。

京都からは少し遠いですが、大阪の人がうらやましいと思うくらい
温かみのある空間でした。

3日間にわたるインドネシア映画祭、最高でした!
関係者の皆様、お疲れ様でした~☆


Wonderful surprises =)

Today was full of nice surprise!

1. I checked the mail box and found a postcard.
It was from a woman who had bought Dari K's chocolate
the other day. She wrote that she was happy because
her friends really liked Dari K's chocolate she got
for them, and they all enjoyed talking over the
chocolates and snacks from Dari K!!
I'm happy, because YOU are happy =)
Thank you, N-san!!

2. A customer called(telephoned) Dari K this morning,
and she said she would like to come to the shop.
I told her the direction to get here,
and she came in to the shop the afternoon with her friends.
She said that she had checked the website and
blog of Dari K and wanted to come here since then.
Thank you for coming!

3. Two of the regular customers came to the shop.
It's not something unusual, as they ARE Regular
customers. But they got to know each other
at Dari K, so in that sense, Dari K helped
people to mix with one another.
Isnt't it nice?? I love it!
Thanks for coming, M-san, T-san and E-san(M'san's
lovely mom!)

4. Another regular customer came at night.
It's also just another scene for Dari K.
But today, he brought a small piece of chocolate.
I was confused. Why you gave me a chocolate?
Is today a Valentine's day? No. Anyway, it's HE, so
I shouldn't even think about it!

Well It's always me who sells a chocolate
to him, not the other way round. Anyway, surprisingly,
the chocolate he brought to me was made by him,
by himself! From the beans he got from Dari K.

You know, he crushed the cacao beans, smashed,
made them into paste and mixed with fresh cream.
What an experiement!! Sometimes he surprises me,
and his ideas often excite me so much that I can't
stand still!! Thanks for making me excited, S-san!

5. Just before the closing time at 20:00, a woman
came into the shop. She is a friend of mine, whom
I met during the international exchange program
organzied by the Japanese government.
Many of my friends have come to Dari K already,
so this shouldn't be something so surprising?
Yes, it IS surprising!!! Why? because I haven't seen
her for 10 years since the program ended.
She worked in many countries, including Indonesia.
But now she is an owner of a cafe. where?
In Laos!! cafe in Laos!! How cool!!!
Catching up with her was just amazing!! Need
more time!! Please come again, H-chan!

カカオ豆到着!

Dari Kオープンからもうすぐ3ヶ月。
いよいよ第2回目の輸入したカカオ豆が
到着しました。

4月下旬に発注してから2ヵ月半。
色々なハプニングがありながらも、スラウェシの
州都マカッサルを出発して、ジャカルタで乗り換えて
韓国のプサンで乗り換えて、ようやく大阪の
南港に着き、各種の検疫・検査を経ての到着。

写真


今回のカカオ豆の仕入れは前回の5倍ほど。
コンテナを借り切っての輸入。
色んな人の助けを借りて、はるばるやってきた
カカオ豆。

カカオ豆が入った麻袋を見ていると、
長旅の疲れがでているんかなー、なんて
思いを馳せたりしてしまいます。

これから絶品のチョコレートになる
最高のカカオ豆。いよいよ新作品もどんどん
出していく予定です。

どうぞお楽しみにしていてください!

それと!
今週末16日から18日まで、以前お知らせした
インドネシア映画祭が大阪の心斎橋で行われます。
予約はすべていっぱいですが、当日席も用意されて
いるみたいなので、この連休は是非インドネシア
映画祭にお出かけください!!

Indonesian film festival is to be held this weekend
from 16th to 18th at Cinemart Shinsaibashi in Osaka.
Seats are already fully booked, but there are
some seats available for those who come early
on the days. I guess it's a first-come, first-serve basis.

So it's too early to give it up now.
Just come down to the theater and indulge yourself
in an interesting Indonesian culture!
Entrance is free of charge, and Dari K will be
selling some snacks there. Hope to see you then. =)



チョコレートの木箱

皆様、Dari Kの木箱をご覧になったことはありますか?
木箱の表面には、Dari Kのロゴの焼印が押してあるの
ですが、この焼印、週に2回くらいのペースでコツコツ
自分で押しています。


ss-CIMG4289.jpg


4月15日のオープン前日に押した焼印は、温度調節も
うまくできず(直火ではなく電気ゴテを使用)、
色も濃すぎたり薄すぎたりでしたが、まさに
Practice makes perfect!
(英語で「習うより慣れよ」。直訳は「練習が完璧を生む!」)

押すごとにうまくなっていき、今ではほとんど失敗は
しなくなりました。それでも若干の濃淡はあるのですが、
それは全て一つずつ手で押している証拠。
だから温かみがあって好きです!


ところで、Dari Kのチョコレートは包装は
個別の袋か木箱のどちらかとなっており、バレンタインで
よく売っているような紙製の箱は使用していません。

いったいなぜ!?
もちろん木箱は見た目にも豪華ということはあります。
でも、それは裏返して言えばコストがかかるということ。
コストがかかってでも木箱にした理由。

ひとつはチョコレートの保存性です。
Dari Kのチョコレートは毎日作りたてで柔らかいのが特徴。
よって、暑い日はもちろん、そうでなくても10度以下で
要冷蔵というケーキのような繊細で新鮮な生チョコレート。

そこでもし紙箱を利用すると、冷蔵庫に入れたときに
水滴で箱が濡れるなど、長時間の保存にあまりむいて
いないんです。せっかく可愛い紙箱を使っても
冷蔵庫の中でちょっとふやけて、結局捨てられてしまう。

そんなことを危惧していたときに思いついたのが
木箱です。木箱は冷蔵庫内の湿気をちょうどいい具合に
吸収してくれるので、チョコレートは乾きすぎず濡れすぎず、
という絶妙なバランスを取れるんです。

木箱を選んだ2つ目の理由。それは食べたあとにも使用
していただけること。可愛いパッケージだと、食べた後に
小物入れとして使いたくなりますよね。

でも紙箱だと、チョコレートがついたり匂いがしたりすると、
捨てられてしまうリスクが高い!しかし木箱だったら、
チョコがついたとしても濡れた布で拭いてもらったり、
かるく洗って頂ければすぐに落ちるので、食べ終わった後も
小物入れやアクセサリー入れ、薬入れなど色んな用途に使って
頂けるとおもったのです。(みなさん、実際どのように
使われてますか!?)

そして3つ目の理由は、インドネシア産の木材を使用していること。
普通は国産の桐や中国など海外で作られたベニヤが木箱として
使われることが多いのですが、Dari Kの木箱の木材は
カカオ豆と同じインドネシアで採れたものなんです。
環境に優しく、他の木よりも早く成長して収穫できるこの木の
ことを知った時に、運命めいたものを感じました。
インドネシア産でかつエコな木材☆ 素敵です!


というわけで、チョコレートの新鮮さを保つのに適している
という保存性と、食後も使用していただける実用性、そして
インドネシア産の環境に優しいというエコ性、3つを
兼ね備えた木箱。そしてDari Kのロゴの焼印。

木箱の裏にあるこんなメッセージを今日は紹介してみました。
明日はいよいよ2度目のカカオ豆&カシューナッツが
インドネシアから届く日です!!前回は混載便のコンテナで
送りましたが、今回はコンテナ一つを借り切っての
輸入。よって搬入も前回とは比較にならないことが
予想されます。体力勝負間違いなし!

この様子はまた改めてご報告します。
お楽しみに!






和束(わづか)訪問 Part 2

数日前のエントリーで、京都の宇治茶の生産地である
和束町に行ってきたと書きましたが、今回はその続きです。

和束町に着き、高橋さんの送迎で茶畑を見た後、
ある農家の方の家を訪問させて頂きました。

そのお茶農家は東茶園さん。
日本茶インストラクターの資格を持つ
東テル子さんに色々お話を伺いました。


darik_16.jpg



まずは初対面なので自己紹介をしたわけですが、
テル子さんは中国の大連ご出身で、お茶農家に
嫁いでもう10年以上になるとのことでした。

もともとお茶を勉強していたわけでも、日本で
お茶の仕事をしていたわけでもないゼロからの
スタート。そして今では、茶畑で汗を流し、
抹茶の原料となる「てん茶」を作っているそう。
お茶の奥深さにどんどんのめりこんで、今では
緑茶に限らず紅茶も中国茶もお茶を心底愛し、
味を楽しんでいる東さんは輝いておられます!!


ところで今回私が東さんとお話する中で最も興味を
もったのがこの「てん茶」なんです。
栽培には、お茶の木を日光からさえぎるため覆い(被覆栽培)、
こうして育てた生葉(一番茶)をとるそう

収穫後は蒸した後、揉まずにそのまま乾燥し、
茎などをとって挽いたものが抹茶になるとのことでした。
つまり、抹茶の原料なわけで、とても手間ひまかかる
ものなんですね。


これ↓が「てん茶」です

darik_20.jpg




そして和束が全国に誇ること、それはこの「てん茶」が
長期間保存していてもその香り・風味の劣化がほとんど
ないということです。通常、他の産地のものは時間の経過
とともに風味が落ちていくのですが、1年経っても
まだフレッシュな風味が残る、これが和束の土地で採れる
てん茶の特徴なんです。

そして一つの案を思いつきました。
今はそれが実現可能か、試作段階ですが
成功すればけっこう衝撃的なデビューになることは間違い
ないと思います!


色々お話を伺って帰り道、10年位前にバックパックで
世界を回っていた頃、スリランカの紅茶の生産地
「ヌワラエリヤ」を訪れた時のことを思い出しました。

セイロンティーとはよく聞きますが、セイロンとは
スリランカの旧称で、イギリスから独立した時は
セイロンでした。紅茶はアッサムやダージリン、セイロンなど
地名によってフレーバーやブランドが確立しており
ワインももちろん地域ごとにネーミングがついています。

チョコレートも徐々に単一産地によるシングル・ビーンの
ものが出てきていますが、世界で注目されてこなかった
スラウェシをDari Kの手で世界に認知させたいと思います。
まずは日本から、京都から。
Dari K(Sulawesi), Dari K(Kyoto)...


カカオマニア!!

店頭でお買い上げいただいている皆様、お取り寄せで
ご注文いただいている皆様、いつもDari Kを
ご愛顧いただきありがとうございます。

この度Dari Kではさらに魅力的な商品を
お届けするべく、お取り寄せサイトで新たな商品を
作りました。

其の名も「カカオマニア」シリーズ。
チョコレートだけでなく、ホットカカオドリンクも、
ブラウニーも、ローストカカオ豆も、そして
日頃は店頭でさえ予約販売のみのガトーショコラも
味わえる、まさにカカオ尽くしのセットとなっております。

cacao mania

お取り寄せで気になるのは送料。
そこでこの「カカオマニア」シリーズでは、
全て送料込みの値段設定にしました。
もちろんクール便で出来立てをそのままに
お送り致します。

また今はお中元の季節。
これまでお中元を渡したことない方も、
お世話になっている上司や周りの方に
感謝の気持ちを込めてお送りしてみては
いかがでしょうか。

カカオマニアシリーズはもちろん、
人気のカカオたっぷりブラウニー2個と
世界最大・最高品質のカシューナッツ3種
(生、ロースト、キャラメル)を詰め合わせた
新しいギフトセットA(1,800円)や、
内容量を2倍にしたギフトセットB(3,500円)も
お中元にはピッタリです。

どこの百貨店にもお菓子屋さんにも
売っていない、世界最高の素材を使った
上質なお菓子は喜ばれること間違いなし!
既にお中元として注文を多数頂いておりますが
お中元を受け取った方が「とっても美味しかったので」
とさらに他の方へお中元をご注文頂いたりも
しております!

ちなみに関東ではお中元は7月15日くらいまでに
贈るのが一般的なようですが、関西では
8月初旬から15日くらいに贈るのが一般的だそうです。
いずれにせよ、もらった方は多少タイミングが
ずれても嬉しいものなので、今年はお中元を
贈りましょう!

感謝の気持ちを大事にするDari Kでは、
お中元を贈る方にDari Kからのお中元をお送りします。
今日から8月10日まで約1ヶ月の間に
総額30,000円以上お買い上げの方に、
チョコレート12個木箱入り(3,500円相当)を
プレゼント致します。もちろん、送料などは
一切かかりません。

暑い夏こそ、夏バテしないように
美味しいチョコレートで一息いれてください!

お取り寄せサイトはこちらからどうぞ。


自然災害リスクと社会政策

今日はちょっと真面目モードで書きます。

突然ですが、今回の東北大地震と原発関連の
ニュースを毎日のように見聞きしていると、
直接・間接問わず被害にあった農家の方への
補償はどうなって、それを受けて彼らは今後
どうするのか、ということが個人的にとっても
気になります。

政府や地方自治体の補償があるとはいえ、
またいつくるか分からない自然災害の怖さを
感じた直後に、今後の仕事としてどういう
選択をするのでしょうか。また農業を続けるのか、
これを機にやめて別の仕事をするのでしょうか。
カカオ栽培農家の方々とお付き合いがあるから
一層、他人事とは思えないのです。

今回のような地震はもちろん、天候不順や
台風でさえ、農作物には多大な影響を
与えます。1年かけて大事に育ててきた農作物が
台風によって、地震によって収穫できない
状況になってしまったら。。。

実際に農業を営んでいない私には理解できない部分も
多いでしょうが、例えば学生ならば、何ヶ月も
ほぼ毎日徹夜して完成間近の論文を
保存してあったファイルもバックアップ用の
ファイルも急にPCが動かなくなって使えなく
なってしまったと想像してみてください。

サラリーマンなら、何ヶ月もかけて準備してきた
案件が、最後の最後で急にダメになったり。

周りの人からみたら、「運が悪かった、
しょうがない、また頑張るしかない」というような
ことも、当の本人にはそれでは済まされない気持ちで
いっぱいだと思います。


私はイギリスに留学しているときに各国の社会政策を
勉強していました。社会政策とは、貧困から
ワークライフバランスから、年金から、人口問題から
民族的マイノリティまで社会の問題に対して、
どう政府はアプローチをしているのかということです。

それをまがりなりにも(というかかなりみっちり)
学んだ自分としては、災害がもたらす影響とそれへの
対応策というのも、これから社会政策の文脈の中で
きちんと議論していく必要があると思います。

カカオは天候の影響を受けるのはもちろんですが、
カカオにとっての大きなリスクは害虫(CPB
:Cacao Pod Borerと呼ばれます)です。

この害虫が大発生すると、カカオの木も実も全て
やられてしまい、当然収穫できなくなってしまいます。
これを避けるために、化学薬品を撒く農家も多いのが
現状で、初めてスラウェシ島の農家を訪れた時に私は
「無農薬で栽培したら付加価値がつくのに」
と常々思っていましたが、もし無農薬で栽培して
害虫によりカカオの木がやられてしまったら
その年だけでなく、木を植え替えてその新しい木に
実がなるまで数年間、カカオ農家の所得は
なくなりかねません。

そんな時に、欧米や日本など、チョコレートの消費国は
インドネシアはCPBの発生でカカオが取れなくなって
しまったからアフリカや中南米のカカオを使おう、
と調達先を容易に変えることができますが
インドネシアの農家にとってはそれこそ死活問題です。

政府が補償してくれるでしょうか?
誰かが面倒を見てくれるでしょうか?
稲作をやめてカカオを栽培することにした農家は
所得がない上、自分達が食べていく米もありません。

そう考えると、彼らに「無農薬でカカオを作るべきだ」
とは言えなかったことを思い出しました。
そして、無農薬の方が良いと分かっていても、
「隣の農家が農薬を使ってうちが農薬を使わなかったら
害虫は必ずうちのカカオにやってくる」と言っていた
農家の方の言葉も思い出しました。

天候リスクや自然災害リスクは生産者がとるべきだ、
とればいい、という態度を最終消費者が取る限り、
生産者は余計に追い詰められていきます。

ある生産地が災害の影響で生産量が激減した場合、
消費者は、需要に対して供給が少なくなっているから
その分価格が上がり、価格上昇という形で自分達も
災害リスクをシェアしてる、と主張するかもしれません。

しかしカカオの例だと、世界第3位のカカオ産出国である
インドネシアでCPBが流行ってカカオの産出量が
激減したら、確かにカカオの国際相場は
高騰するでしょう。でもその高騰で潤うのは、
インドネシアではないカカオ産出国の人であり、
ガーナやコートジボワールが通常の2割~3割増しで
潤っても、その価格高騰分がインドネシアに
循環するわけではないのです。

そうすると、自然災害リスクを織り込んだ
価格設定が本来必要になるべきところですが、
第一次産業に従事する方々の価格交渉力は
低いことが通例で、多くの場合は買い手市場
つまり需要者が価格決定権を握っています。

こういったマーケットの現状に対して
政策という形で国がセーフティネットを
提供することができれば、それはとてもいいこと
ですが、その仕組みづくりは当然一筋縄では
いかないでしょう。

日本は多くの自然災害に見舞われています。
これらの困難に対して、どうやって政府は
補償なりセーフティネットを提供する枠組みを
作るのか、あるいは作ったのか、そういう
経験こそが、他の国の災害時の農家補償の
ロールモデルとはいかないまでも、政策上の教訓、
つまりはpolicy learningになるのでは、と
ふと思ったのでした。

JICAなど日本の援助機関は、技術支援や現地の人々の
エンパワーメントなどで確かな実績と評価を
あげていると思います。その反面、政策面での支援、
とくに社会政策の分野のセーフティネット作りは、
世界銀行(WB)やアジア開発銀行(ADB)任せが
多いというのが私の印象です。

今後の日本の国際協力の一つの重点分野として、
社会政策の分野に力をいれていって欲しいと
個人的には思います。そしてそのためにはまず、
自国がしっかりとした政策を打ち出していなければ
ならないわけで、日本は今こそ踏ん張り時に
違いありません。今自分にできることを
しっかりやっていこう、そう思いました。







和束(わづか)訪問 Part 1

まず何も言わずに、この写真ご覧下さい。
(クリックすれば大きく表示されます)

s-CIMG4344.jpg


これ、茶畑なんです。
和束町(わづかちょう)という、知る人ぞ知る
宇治茶の生産地。宇治茶といっても全てが宇治市で
生産されるわけではなく、むしろこの和束町で生産
される割合がとても大きい、高級茶の大生産地なんです。

なぜここを訪れたのか、その経緯を辿ってみると
話は数週間前に参加し、とある「京都を盛り上げていこう」
という同志の集会にさかのぼります。

そこでは数多くの方にお会いして、刺激を受けたのですが
そこで出会った方の一人が、和束町の高橋さん。

Dari Kのチョコレートを差し入れに持っていったので、
それを一粒差し上げると、とても美味しいと大変
喜んで頂きました。

お話を伺っていると、和束町は宇治茶の中でも
とくに玉露や抹茶といった高品質なものを
生産していること、、一般の人は宇治茶としての
認識はあるものの和束そのものを知る人は少ないこと、
したがって「和束」としての知名度を上げ、農家の
所得向上や雇用拡大に寄与したい、ということが
分かりました。

「あれ、これって・・・」
Dari Kのカカオ豆の産地「スラウェシ島」とちょっと
共通点がある!そう思いました。

世界第3位のカカオ産出国でありながら、だれもカカオと
聞いてインドネシアを連想しないし、ましてやその産地
スラウェシ島なんて誰も知らない。

町の殆どの人がカカオ栽培農家であること
(和束の場合はもちろん、お茶の栽培農家)。

「スラウェシ」ブランドを立ち上げて、
生産者の所得向上や雇用拡大に寄与したいという想い。

やっぱり、似てるんですよね。

それでこれはほっとけない、と思い、
後日電話やメールでやり取りをして、今回
和束町に実際に足を運び、農家の方から直接
お話を伺うアレンジをして頂きました。

さて、そこでの発見・感想は・・・
長くなるのでまた次回書きます!


↓こちらはお茶の葉をシートで覆って「かぶせ茶」に
している模様です。What an interesting scene!!

s-CIMG4350.jpg








夜祭大成功☆

前回のブログのエントリーでご紹介した7月2日(土)の
三条会商店街の夜祭が無事終わりました。

まあ沢山の人が来ました。噂に聞いたところだと
35,000人が来たそうです!それって多いの?少ないの?

そんなときは『統計』です。
規模感をつかむには数字が一番!
ということでパパッとググッてみたところ
京都市の人口が1,460,000人、京都市中京区の
人口が104,000人でした。
(出所:http://www.city.kyoto.jp/sogo/toukei/Population/Estimate/index.html)

三条会商店街は中京区なので、ということを考えると
104,000人のうち35,000人、ということは・・・
中京区住人の3人に1人はこのお祭りに来たということです!
これはすごいことですよ!しかも時間は18:00-21:00という
3時間で、ですからね。

このご時世で商店街のお祭りでここまでの
人を動員できるのはレディー・ガガかAKBか
三条会商店街だけですね、全世界で。
あ、あとチャン・グンソクもか!

うちの栃木のおばあちゃんは、ヨン様から
イ・ビョンホン、東方神起と来て、今は
チャン・グンソクが好きなんかな?
今度電話します。ばあちゃん、元気~?


話は戻って、こちらが夜祭の風景。
s-CIMG4374.jpg

もっともっと良い写真はあるのですが、
お手伝いしてくださった方の許可を取ってないので・・・
お手伝い頂いた方のOKが出れば、後から
アップします!

こちら↓は終わった後の「乾杯!」の一コマ。
s-CIMG4428.jpg

こっちも最高の写真があるのですが、お手伝いして
下さった方のOKが出れば後からその写真をアップします!


それで夜祭の感想ですが、何が良かったって
もうお手伝いして下さった方との絆が深まった、
この一言に尽きます。

文化祭・学園祭の模擬店を彷彿させる、
青春の1ページが、この年でできたこと、
これが今回の夜祭の最大の収穫です!

終わった後のmy special Sangriaでの乾杯、
最高の味でした。ちなみにこのサングリア、
かなり好評で、買って頂いた方も「おいし~」の
連呼!!あー、この自家製サングリアとチョコレートを
引っさげて、カフェ&バー「Dari K」をオープン
させたいですねー!

出資して下さる方、是非ご連絡ください!!

それと近々、お取り寄せサイトにすごいことが起きます。
是非チェックしてみてくださいね!


プロフィール

Dari K

Author:Dari K
Dari Kの経営者です
宜しくお願いします!

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