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JR大阪三越伊勢丹出店しています

9月26日(水)から10月2日(火)までJR大阪三越伊勢丹B2Fで
出店しております。

今回の目玉は新フレーバーのレモン&ソルトと、イートインの
カカオマロンパフェです。

初日の今日26日は予想の倍くらいカカオマロンパフェが出たので
仕込んだ量が出店期間中に売り切れてしまわないか心配ですが
なるべく多くの方に味わっていただけるよう製造も頑張ります!

是非伊勢丹の方にもお立ち寄りください!


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東京講演会の報告&人材募集

一昨日は東京でまた講演をさせて頂きました。

これまで小学生、中・高校生、製菓学校の学生、
大学生、社会人、経営者と様々な方を対象に
講演をしてまいりましたが、今回はまた新たな
層に対してお話させて頂きました。

その方たちとは、一部上場企業をはじめとする
超大企業の社長や会長、相談役などです。

以前ヘッジファンドでアナリストをしていた時も
上場企業の経営陣とお話させていただく機会は
多くありました。

ただ今回の参加者は今現役で会社を動かして
いるというより、それらの企業を今日あるところまで
大きくしてきた立役者が主でした。

そんな大御所たちに(と言っても皆さんアクティブで
若すぎて、実年齢をうかがった時は度肝を
抜かれました!)、ベンチャーチョコレート屋の
私が話をしてもどうなのかな、と思わないでも
ないですが、逆にこんなチャンスもないわけで
久々にかなり気合を入れてやらせていただきました。

結果は上々!!
終了後の懇親会でお褒めと激励の言葉を沢山
頂戴しました。

今週9月26日から10月2日までのJR大阪三越伊勢丹
での出店を終えると10月5日には京都産業21で、
また講演をさせて頂きます。

そちらは京都を拠点に活躍する中小企業の経営者を
対象としているので、今度は一緒に京都を元気に
していく同志として、少しでも新しい視点を
提供できたらと思ってます。


さてさて、話は変わりますが人材募集のお知らせです。

少し前にショコラティエ募集はさせていただき、
多くの方にご応募いただきましてありがとうございます。

今回は、ショコラティエ枠ではなく
ベンチャー枠としての募集です。

Dari Kはチョコレート(洋菓子)屋さんという側面と
ベンチャー企業という側面があり、これまでの
社員の採用は全てチョコレート屋さんとしてのものでした。

今回、はじめてベンチャー企業という意味での
採用を行います。

募集要項
【年齢】20代~30代前半、男女問わず
【資格】Dari Kのことを理解していること
【職務内容】
 ①経営戦略の策定と実行
  具体的には3~4つの案件(プロジェクト)に
  関わっていただきます。
  
 ②百貨店・Dari K店内での接客&販買
【入社時期】ASAP.できるだけ早く。    
【休日・勤務時間・給料・賞与】ベンチャー仕様

以上です。

基本的に私の右腕としてバリバリ仕事をふります。
仕事のやり方を教えます。
スピード感が半端でないと思います。

1年で普通の企業で5年キャリアを積むくらいの
経験とスキルを獲得できるようになるイメージです。

Dari Kで私と3年間組んだら、海外でMBAを取って
帰国してエリートとして5年間仕事をしている人より
断然デキル人材にして差し上げます
(というか、それくらい使える人になっていないと、
私も困るので!)

誤解をさけるために強調したいのはDari Kは
私のワンマン経営ではありません。必ず何か
決めるときは全員の意見を求めます。

だから自分で考えて意見を常に言える状況に
しておかないと、(うちに限らず、ですが)
ベンチャーではやっていけないので、その辺は
最低限心得ておいてください!

PCスキルと英語力は超重要なので、
足りないと思ったらバリバリ鍛えさせてもらいます。

国内外のバイヤーとの交渉や、インドネシア出張、
助成金の獲得やベンチャーキャピタルとの交渉など
色々同席させます。

興味があったら履歴書と、職務経歴(どの会社の
何部門で、何をやっていたか)、英語スキル、
PCスキル、5年後と10年後の自分の将来像、を
書いて
info@dari-k.com
までお送り下さい。

ベンチャーはスピードが命です。
「2週間前のブログを見て応募します」なんて
いうのは致命的なので、すぐに
応募して下さいね。

自分に決断力と勢いがない人に、
組織や他人に勢いをつけることは不可能ですから。

Dari Kの成長エンジンになる人材、
是非ご応募ください!

それでは皆さん、have a nice weekend!!


    

新フレーバー発表!

だいぶ夏の暑さもおさまってきて、京都でも
幾分過ごしやすい日が多くなってきました。

ただでさえデリケートなDari Kのチョコにとって、
製造時も、お客様のお持ち帰り時も、
夏の暑さはちょっと厄介ですが、それでも
連日多くのお客様にお越しいただき、
何とか売り切れでご迷惑をおかけしないよう
ショコラティエ一同フル稼働しております。


さてさて、9月も後半に入った今日から、久しぶりに
新しいフレーバーを追加致します。


その名も「リモン」。

ご存知の通りDari Kのチョコレートは全て
インドネシア語ですが、この「リモン」、
何か分かりやすいですね。

そう、レモンです。
適度に甘く煮たレモンピールをふんだんに
チョコレートに練りこませています。

ジュルック(オレンジ)のレモン版、というと
想像しやすいでしょうか。ジュルックは
1番人気のラジャの次に人気ですが、
今回のリモンもとっても良い出来です。

実はこの「リモン」、レモンピールだけではなくて
ちょこっとソルト、つまり塩も入れてるんです。

フランスのゲランドというところでとれる
塩なんですが、刺激が強くなく、それでいて
舌に心地よい塩気を与えるので、カカオ豆が本来
もつフルーティな酸味とレモンの酸味を
絶妙につなぐ役割をしてもらってます。

ちなみにこのゲランドの塩。
「フランス西海岸、ブルターニュ地方にゲランド塩田は
あります。 太陽と風の力、粘土の地層を活かした構造を
持つこの塩田で 9世紀以来、機械をほとんど使わない
伝統的手法を用い、 塩職人(パリュディエ)の手により
『ゲランドの塩』は生産されます。
 
自然環境を最大限に活かしたこの製法で作られる
『ゲランドの塩』は、 古くはブルボン王朝時代から
今日に至るまで、 フランス料理の名シェフたちから
高い評価を受け続けています。」
だそうです。

爽やかな酸味と心地よい塩気、そして香り高いカカオ。
新たな境地を目指すこの新作を是非お試し下さい!
紅茶との相性、抜群です!!


**お取り寄せに関して**

毎日少量しかお取り寄せに回せる分がなく、
ご迷惑をおかけしております。

今回のリモン発売に際して、チョコレートを
ご注文のお客様にはお取り寄せでも
リモンをご選択できるように致します。

フレーバーのご選択がない場合、現在ちょうど
12種類のフレーバーがございますので
12個入りチョコレートに関しては全ての
フレーバーをお詰めしてお届け致します!

遠方のお客様、プレゼント用のお客様も
是非フルセットのチョコレートお試し下さい!

Dari K維新!

今日はホームページを少し更新しました。

まずはメディア掲載(HPのお取り寄せタブ内)を
アップデート。

本来ならば、メディアに載る前にお知らせするところ、
事後報告となってしまっていますが
こんなに沢山のメディアに取り上げて
いただけて本当に嬉しいです!


次にホームページのホーム画面に今後の
百貨店出店スケジュールをアップ。
これまでお取引のなかった阪神百貨店、阪急百貨店
大丸京都店などにも出店させていただきます。


実はDari K、その事業内容と潜在性が評価され
京都府及び京都市のファンドから助成金を
いただくことが決まっております。

府や市のお金をいただくということは、
元をたどれば税金をいただくということ。

元々私はヘッジファンド(株式の運用)で
働いておりました。いかに他人様のお金を
預かり運用することが責任のあることかを
十分理解しているつもりです。

「やったー、助成金もらえる。これで経営が助かる!」
なんて微塵も思っておりません。

この助成金を元に新しいプロジェクトを
大成させ、地元京都の経済活性化に貢献するとともに
スラウェシでもイノベーションをもたらすための
基盤が一層強固になったと思っています。

いい意味で刺激の強いプレッシャーが
かかっています。このような背景から今期Dari Kでは
新しい販路の開拓も行っています。

もちろん、カカオ豆の自家焙煎や手作りで丁寧に
作りこむスタイルは不変。不変どころか、より
美味しいチョコレート作りのために、ショコラティエの
現地での研修を行ったり、新たな機械を海外から
導入したり(!)、毎日毎日進化しています。


政治界では「維新」が今ホットです。
維新とは変革のこと。

明治維新は英語でMeiji Restorationと訳されます。
restorationとは回復、復元とかの意味。
要は王政復古だったわけですね。

でも通常「変革」とはrevolutionとかreformですよね。

Dari K維新は
Dari K restoration(回復) なのか、revolution(革命)なのか、
reformation(再構成)なのか?

ある意味では回復です。
つまり、昔は農家は自分で作った作物を食べていた。
でもスラウェシのカカオ農家は自分の作っている
カカオを食べない。農家が自分の作る作物を
食べるようになる、これが回復。

でもカカオはそのままでは食べられない。
これを自家消費できるようにするには
カカオ豆の加工方法を教え、広めていく必要がある。
この意味ではDari K維新はrevolutionつまり革命です。

それでは現地の人がカカオを食べるようになれば
それでいいのか。いえ、それだけでは十分でありません。
この世界のあり方を、原料生産者と消費者の関係を
再構築・再構成していく。そのために取り組む、
そういった意味ではreformationなのです。

Dari K維新、これからどんどん本格化していきます!







Dari Kレポート創刊!

【お知らせ】
毎日若干の限定数ですが、しばらくお休みを
していたお取り寄せを再開致しました。
------------------------------------------

さて、もしかしたら既にご覧いただいている方も
いるかと思いますが、9月初旬からDari K店舗にて
『Dari K Report』なるものを配布し始めました。

Dari K設立に至る経緯やチョコレートのフレーバーの
説明のリーフレットはこれまでも、これからも
初めての方やプレゼント用にはお付け致しますが、
リピーターの方が非常に多くなった今、
お店とお客様との新たなコミュニケーションとして
このA4一枚のレポートを活用しようと思います。

ブログやホームページ、あるいはfacebookなどで
情報を発信していくのもいいのですが、
デジタルはデジタルの良さがあるし、
アナログはアナログの良さがあるので
紙媒体をはじめることにしたんです。

ねらいはもうひとつあって、それは
これまではDari Kの情報発信源は私だけでしたが
これからはショコラティエの声を出して行きたいなと。

ただみんながみんなチョコレートの話を
しても仕方ないし、チョコやカカオの話は
私がこのブログを通して書いていくので、
ショコラティエの生身の人間としての
コラムをベースにしていくスタイルになっております。

今回の第1号は、初めてなので自己紹介と
今後のコラムについてのテーマを簡単に
説明してあります!

Dari Kのショコラティエは皆シャイなので
(というか、製菓業界全体的にそうみたいです。
みんな厨房で作業して、接客と製造は別々の人が
担当するから、Dari Kのようなオープンキッチン
でお客様と直接会話する機会はあまりないと
聞きました)、これを機によりお客様と
フレンドリーな関係になれたらと思っています。

意識は高く、カカオ&チョコのプロとしてやりますが、
それは寡黙に商品を作り続けることではなく、
人としての温かさも感じてもらいたいなと。

ショコラティエだけでなく、できれば
カカオ農園のあのフレンドリーな農家の方たちの
表情なんかもお客様にいつか結び付けられたらと
思うのであります。

さて、話は変わりますが
『The Future of Chocolate on Earth』
(地球のチョコレートの未来)と題した講演会の動画
(出所はNational Academy of Science,
Distinvtive Voices@ The Beckman Center)
を見つけたので、ここに紹介しておきます。

全部英語なのでちょっとハードルは高いかも
しれませんが、すごく聞き取りやすい英語を
話してくれてる上、ジョークもところどころに
混じり、かなり勉強にもなるとっても面白い内容なので
英語の勉強を兼ねて一度ご覧になってはいかがでしょうか?
The Future of Chocolate on Earth


今日は以上です。

Dari K reportをまだご覧になっていない方は
是非お早めにお店で受け取ってくださいね!!



ショコラティエ募集

まだ詳細は発表しておりませんが、
9月26日(水)からの大阪三越伊勢丹ので
催事出店を皮切りに、今年はほぼ一週間おきに
関西の主要百貨店に出店が決まっています。


これからの展開も視野に入れ、再三になりますが
Dari Kのショコラティエを募集します。

---------------以下詳細-----------------

職種:ショコラティエ

業務内容:チョコレートの製造・店舗や百貨店での接客

勤務地:Dari K店舗

勤務開始日:10月後半~11月初旬

応募締切:9月末まで。
ただし早ければ早いほど、選考上は有利になります。

応募資格:
①Dari Kのビジョンを理解していること
②製菓学校卒業あるいは製菓業界での就労経験
③目標を達成するために、とことんやり抜くだけの
 気力と体力(これは本当に大事です)
④京都市内に住める方
⑤年齢:20歳~30歳まで

Dari Kで働くということ:
日本のチョコレート業界を変えること。
世界の人々のインドネシア産カカオの見方を変えること。
インドネシアの生産者と共に発展していくこと。
自分の頑張りが多くの笑顔をもたらすこと。
世界を変えること。

私はショコラティエを一労働力とはみなしません。
Dari Kを一緒に引っ張っていく、世界を一緒に変えていく
パートナーだと考えています。

だから、期待も大きいです。
新人だからといって、仕込みばかりすることは
ありません。自分の頭で考えて、自分で行動して
いただきます。

普通の製菓業界経験者にとっては
驚くようなやり方なので戸惑うことはあると思いますが、
その分のやりがいはきっと感じてもらえると思います。
一生に一度の人生、それをかけるだけの価値と
仲間はDari Kにあると思います。

*毎回募集をかけると、非常に多くの方に
ご応募いただいております。

ただ、このブログをご覧頂ければ分かるとおり、
私の想いやDari Kのポリシーなどはかなりブログに
書いています。したがって、ブログを全て読み込んでから
応募いただくのは絶対条件になります。

ブログに記載してあることを理解・共感してからの
応募でないと、結果的に双方にとって時間のロスに
なるので、その点は予めご了承の上でご応募お願い致します。

ご興味のある方は、
info@dari-k.com
までメール下さい(吉野宛)。
質問などもこちらで受け付けます。

出来れば履歴書(経歴書)を添付下さると
コミュニケーションがとりやすくなるのでありがたいです。

もちろん個人情報は採用の検討のみに使用し、その後は
責任を持ってデータを完全に消去致します。

是非ご応募・ご連絡をお待ちしております。


訪問記 Part 5

いよいよ今日で2012年夏のカカオ農園訪問記も
最後となります。

初めて海外に行くスタッフが多い中、くねくねした
山道を何時間もかけて行く道中で車酔いしたり
体調が芳しくなくなるメンバーもいなかったわけでは
ありません。

しかしそこは持ち前の若さと気力と情熱で
すぐに回復!そしてみんなで現地の農家と話し合い、
交流し、そしてまた建設的な議論をしてくることが
できました。


このブログでは何度も書いていますが、
「無農薬でオーガニックが良い」という気持ちは
分かります。でも、「私はオーガニックのもので
ないと食べない」とか「無農薬で育ててないなんて
安全じゃない」とか言う人がいかに多いことか。

それを求めるのは個人の自由。でも、求めるからには
その意味を知り、対価を払う覚悟がなければなりません。

1つの農家が無農薬で栽培を始めることで、
害虫がそのエリアに集まってしまい、最終的に
他の農家にまで影響を与えてしまうリスクを
考えたでしょうか?

それなら無農薬の農家だけでなく、その村全体の
所得保障をすればよい、と言うかもしれませんが、
Dari Kのチョコレートが1粒1500円とか2000円に
なったとしても「無農薬なら喜んで」と言って買いますか?

これは無農薬かどうかだけではありません。
市場価格より何割か高い金額を出しているからといって
自社をフェアトレードだと声高に叫び、それを
ウリにしている(たとえ全体の輸入カカオの
数%だけだとしても)企業を、CSR(企業の社会的責任)
のしっかりした会社だと評価すること。

悪いことじゃないけど、それがベストなのか?


カカオ農園に行ったことのあるショコラティエは、
多くはないけど、きっと何人かはいるでしょう。

でも「行ったことがある、見たことがある」のと
Dari Kのように現地に赴き、カカオ豆の中を割って
その品質を農家の人と話し合って問題点と
解決策に頭を一緒にひねったり、カカオ豆を使った
お菓子作りを一緒にしたり、そうやって次に、
将来につながる形の訪問をしたのでは大きな大きな
差があります。

カカオ農園に行って見学して、「ショコラティエの
僕は品質の良い豆だけしか使わない」なんて
言ってくるのはかっこいいのかもしれないけど、
どうやれば品質の良い豆が出来るのか、それを
ショコラティエも知らないし生産する農家も
知らなかったら?こんな無責任で、非建設的な
ことはありません。

そうでなく、泥臭いけど一生懸命学び、農家の人が
どれだけの面積に何本のカカオの木を植えて、
1年にどれだけの収穫量があって、接木することで
生産量がはじめの2年はどれだけ落ち込むけど
その後どれだけ増えるのか、これを逆算して
どれだけ毎年接木して新しく生産性の高い木に変えて
行くべきなのか、ベストな発酵方法と期間は何なのか、
こういうのを一緒に考え、一緒に試行錯誤して
一緒に実行していくこと、これがDari Kが目指す
プロフェッショナリズムです。

プロとは、自分で考えて自分で行動できる人だと
私は思っています。

小手先でうまくクーベルチュールを加工することが
出来る職人は、それは加工技術を持っている職人では
ありますがプロフェッショナルとは別だと思います。

今回、カカオ農園を訪問して一番刺激を受けたのは
まぎれもなくショコラティエ達本人です。自分で作る
チョコレートの原料の現場を見て、カカオの実の味を
知り、栽培の仕方や発酵・乾燥を目の当たりにしました。
農家の課題や、自分達の課題も当然理解しました。

自分に一体何ができるか、何をすべきなのか、
それを考える土台を得たのです。

「カカオ豆からチョコレート作り」から
「カカオの木からチョコレート作り」へ。
そして「カカオを通してみんなが幸せな世界作り」へ。

P1090770.jpg

その芽が今、育ちつつあります。



(2012年カカオ農園訪問記 終わり)








訪問記 Part 4

さて、カカオ農園訪問を終え、農家の方たちとだいぶ
仲良くなってくると、家で一休みしていってと
家を案内してくれました。

さきほどの農園で取れたてのキャッサバ(芋)を
揚げてくれたり、甘いものを出してくれました!

P1090795.jpg


写真の手前右がキャッサバをあげたもの。
左が揚げ餃子のようなパフ。

このキャッサバ、めちゃめちゃ美味しくて
ショコラティエ一同大絶賛だったのですが、
今wikipediaで調べてみるとこんな記述が・・・

「食用とするためには毒抜き処理が必要なことや、
毒抜きのために皮や芯を除去した芋はその場で加工しなければ
腐ってしまうなど、利用の制約が大きい作物」

え・・・?
毒抜きしてたんかな~?
「揚げるだけですぐ食べられて美味しいよ」なんて
言ってたけど、どうなんだろ!?

まあもう帰国してだいぶ経っているし、
現地の人もそれくらいは知ってるだろ、ということで
tidak apa apa(ティダ アパ アパ:「問題ない」の意)!

この後も長さ60~70cmはあろうかというジャックフルーツを
出してくれたり、大変もてなしていただきました。

翌日は、今回の旅の大きな目的のひとつを実行する日。
カカオ農家の人は自分で育てたカカオの実を収穫して
豆を取り出して、乾燥させるところまでは知っているけど
その後どうやってチョコレートになるかは知らないし、
そのチョコレートの味も知らない人がほとんど。

だったら一緒に作ってたべてみましょう、というのが
今回の大きな目玉企画でした。

ショコラティエたちにとっては初めてのカカオ農園ですが
私にとっては初めてではありません。
私が初めて農園に行った時も、2回目の時も、
いつも日本からチョコレートを持っていきました。
そして農家の人に食べてもらったのですが、
なんというか、「へー、これがチョコレートか。
へー、カカオからこれができるのか」とみんな
驚いていたけど、なんか私的には腑に落ちなかったのです。

それはきっと、農家の人も同じ。
カカオ豆からチョコレートへ、その製造プロセスを
理解しないと、いまいちしっくりこないんだと思います。

でも限られた日数で、私一人でカカオ豆からチョコレートを
現地で作るのは結構難しいこと。
だから今回スタッフみんなで訪れるときは、
農家の人も交えて一緒にそのプロセスを
体験してもらおう、そう考えていたのです。


当日、村につくと、まだ人はあまりおらず・・・

P1090791.jpg


私たちの乗った車のエンジン音を聞きつけてか
徐々に人が集まりだします。

P1090790.jpg


そして数分後には・・・

DSCN0287.jpg

この人だかり!

ちょうどラマダン(断食)で学校が休みだったため
多くのこどもたちも集まってくれました!!


今回のこの企画、いくつか仕掛けがありました。

【仕掛け①】
「チョコレートそのものでなく、チョコレートのお菓子を作る」

チョコレートは、その中の油脂であるカカオバターの
融点が30度くらいなので、気温の高いインドネシアでは
作ったそばから溶けてしまって固まりません。

だからより実用的に、チョコレートを使ったお菓子作りを
することにします。


【仕掛け②】
「材料は全て現地のものを使う」

今回の企画の目的は、いかに繊細で口溶けがよいものを
作るかではなく、現地の人が、私たちが帰ったあとでも
作れるような、サステナブル(持続可能)な仕組みを
作ることでした。

だから、日本から小麦粉やグラニュー糖を持っていくことも
可能でしたが(実際万一材料が手に入らないとき用に
材料をもっていきはしましたが)、現地のミニマート
(小さいスーパー)で手に入るもののみで作る
ことにしました。


【仕掛け③】
「各ショコラティエは自分でメニューを考える」

みんなでひとつのお菓子をつくっても、
それが現地の人の好みに合うか分からない!
そこで、各ショコラティエがそれぞれ自分で
現地の人にうけそうなメニューを考えてきて、
それを作るというスタイルをとりました。

最終的に
★チョコバナナクレープ
★チョコパンケーキ
★チョコ&カカオニブクッキー
★チョコ&カカオニブパウンドケーキ
の4つを作りました。

結局、現地のミニマートではバターやマーガリンは
ありませんでしたがそれは十分想定内。
それなしで作れるよう予めショコラティエには
アドバイスをしておいたので、こちらも
tidak apa apa!


【仕掛け④】
「デモンストレーションでなく、全員参加型」

日本人が作っているのをただ見てもらっても仕方
ありません。一緒につくって、言葉はつうじなくても
ジェスチャーでコミュニケーションをとりながら
みんなで楽しくやる、そしてカカオから各種
お菓子をつくるのは楽しくて簡単だということを
分かってもらう、これは絶対必要な条件でした。


さあ、人が集まってきたところでいよいよ
スタート!!

まずはカカオ豆を洗って、フライパンで
ローストするところからはじめます!!


DSCN0288.jpg


はじめはみんな半信半疑。というか、
何が始まるのか観察しているといった様子。

でも「一緒に皮を剥いて」というと、
笑顔でやってくれました。

DSCN0283.jpg

現地の主婦層、さすが料理は得意で、器用な上に
手の皮が厚いのか、ローストしたてのカカオ豆の
皮をものすごいスピードで剥いていきます。

このスピードには、毎日皮むきをしているDari Kの
誰もかなわず。。。

「このおばちゃんたちをDari Kにスカウトしたい!!」
と心の中で叫びました。

皮むきが終わると次は豆をすりつぶしていきます。

日本でカカオ豆からチョコ作りの体験教室をするときは
はすり鉢、すりこぎを使ってやっていましたが、こちらは
石の鉢と石の棒を使ってやります。

この道具、現地では唐辛子を細かく挽くのに使っているので
道具も現地バージョンでやることができました!!

DSCF0298.jpg

日本人とインドネシア人でかわるがわる
カカオ豆を挽いていきます。

P1090852.jpg

ゴリゴリ、ゴリゴリ・・・・



20分後。

DSCN0296.jpg

ようやく豆の原型がなくなり、油脂がでてきてペースト状に。


これに砂糖を混ぜて、チョコのスプレッドを作ったら
早速クレープ作り。

P1090851.jpg

現地の人はとにかく手先が器用ですぐに
覚えてうまくひっくり返します!!

DSCN0293.jpg

次はパンケーキ、そしてパウンドケーキも。

P1090856.jpg


カカオ豆をそのまま上にトッピングした
チョコレートのパウンドケーキの完成!

無題

これが出来たのが18時前後。
主婦層の多大なる貢献で、全部で2時間くらいで
終わりました!

折りしもラマダン(断食)期間中。
18時で日没となり、朝から何も食べていなかった
現地の方々はお腹ぺこぺこ。

出来立てのお菓子を家の人と食べるといって
それぞれ袋に入れて持って帰っていきました。

残りは農家のリーダーの家でみんなで試食!
『おー、すごく美味しい』と
とっても喜んでいただけた様子!!

本当にあっという間だったけど、一緒に
お菓子作りをすることを通してコミュニケーションが
取れ、笑いが絶えず、みんな終始笑顔で
このプロジェクトは無事終わりました。


いよいよ次は訪問記の最終回。
私が感じたことを綴りたいと思います。


プロフィール

Dari K

Author:Dari K
Dari Kの経営者です
宜しくお願いします!

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