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訪問記 Part 4

さて、カカオ農園訪問を終え、農家の方たちとだいぶ
仲良くなってくると、家で一休みしていってと
家を案内してくれました。

さきほどの農園で取れたてのキャッサバ(芋)を
揚げてくれたり、甘いものを出してくれました!

P1090795.jpg


写真の手前右がキャッサバをあげたもの。
左が揚げ餃子のようなパフ。

このキャッサバ、めちゃめちゃ美味しくて
ショコラティエ一同大絶賛だったのですが、
今wikipediaで調べてみるとこんな記述が・・・

「食用とするためには毒抜き処理が必要なことや、
毒抜きのために皮や芯を除去した芋はその場で加工しなければ
腐ってしまうなど、利用の制約が大きい作物」

え・・・?
毒抜きしてたんかな~?
「揚げるだけですぐ食べられて美味しいよ」なんて
言ってたけど、どうなんだろ!?

まあもう帰国してだいぶ経っているし、
現地の人もそれくらいは知ってるだろ、ということで
tidak apa apa(ティダ アパ アパ:「問題ない」の意)!

この後も長さ60~70cmはあろうかというジャックフルーツを
出してくれたり、大変もてなしていただきました。

翌日は、今回の旅の大きな目的のひとつを実行する日。
カカオ農家の人は自分で育てたカカオの実を収穫して
豆を取り出して、乾燥させるところまでは知っているけど
その後どうやってチョコレートになるかは知らないし、
そのチョコレートの味も知らない人がほとんど。

だったら一緒に作ってたべてみましょう、というのが
今回の大きな目玉企画でした。

ショコラティエたちにとっては初めてのカカオ農園ですが
私にとっては初めてではありません。
私が初めて農園に行った時も、2回目の時も、
いつも日本からチョコレートを持っていきました。
そして農家の人に食べてもらったのですが、
なんというか、「へー、これがチョコレートか。
へー、カカオからこれができるのか」とみんな
驚いていたけど、なんか私的には腑に落ちなかったのです。

それはきっと、農家の人も同じ。
カカオ豆からチョコレートへ、その製造プロセスを
理解しないと、いまいちしっくりこないんだと思います。

でも限られた日数で、私一人でカカオ豆からチョコレートを
現地で作るのは結構難しいこと。
だから今回スタッフみんなで訪れるときは、
農家の人も交えて一緒にそのプロセスを
体験してもらおう、そう考えていたのです。


当日、村につくと、まだ人はあまりおらず・・・

P1090791.jpg


私たちの乗った車のエンジン音を聞きつけてか
徐々に人が集まりだします。

P1090790.jpg


そして数分後には・・・

DSCN0287.jpg

この人だかり!

ちょうどラマダン(断食)で学校が休みだったため
多くのこどもたちも集まってくれました!!


今回のこの企画、いくつか仕掛けがありました。

【仕掛け①】
「チョコレートそのものでなく、チョコレートのお菓子を作る」

チョコレートは、その中の油脂であるカカオバターの
融点が30度くらいなので、気温の高いインドネシアでは
作ったそばから溶けてしまって固まりません。

だからより実用的に、チョコレートを使ったお菓子作りを
することにします。


【仕掛け②】
「材料は全て現地のものを使う」

今回の企画の目的は、いかに繊細で口溶けがよいものを
作るかではなく、現地の人が、私たちが帰ったあとでも
作れるような、サステナブル(持続可能)な仕組みを
作ることでした。

だから、日本から小麦粉やグラニュー糖を持っていくことも
可能でしたが(実際万一材料が手に入らないとき用に
材料をもっていきはしましたが)、現地のミニマート
(小さいスーパー)で手に入るもののみで作る
ことにしました。


【仕掛け③】
「各ショコラティエは自分でメニューを考える」

みんなでひとつのお菓子をつくっても、
それが現地の人の好みに合うか分からない!
そこで、各ショコラティエがそれぞれ自分で
現地の人にうけそうなメニューを考えてきて、
それを作るというスタイルをとりました。

最終的に
★チョコバナナクレープ
★チョコパンケーキ
★チョコ&カカオニブクッキー
★チョコ&カカオニブパウンドケーキ
の4つを作りました。

結局、現地のミニマートではバターやマーガリンは
ありませんでしたがそれは十分想定内。
それなしで作れるよう予めショコラティエには
アドバイスをしておいたので、こちらも
tidak apa apa!


【仕掛け④】
「デモンストレーションでなく、全員参加型」

日本人が作っているのをただ見てもらっても仕方
ありません。一緒につくって、言葉はつうじなくても
ジェスチャーでコミュニケーションをとりながら
みんなで楽しくやる、そしてカカオから各種
お菓子をつくるのは楽しくて簡単だということを
分かってもらう、これは絶対必要な条件でした。


さあ、人が集まってきたところでいよいよ
スタート!!

まずはカカオ豆を洗って、フライパンで
ローストするところからはじめます!!


DSCN0288.jpg


はじめはみんな半信半疑。というか、
何が始まるのか観察しているといった様子。

でも「一緒に皮を剥いて」というと、
笑顔でやってくれました。

DSCN0283.jpg

現地の主婦層、さすが料理は得意で、器用な上に
手の皮が厚いのか、ローストしたてのカカオ豆の
皮をものすごいスピードで剥いていきます。

このスピードには、毎日皮むきをしているDari Kの
誰もかなわず。。。

「このおばちゃんたちをDari Kにスカウトしたい!!」
と心の中で叫びました。

皮むきが終わると次は豆をすりつぶしていきます。

日本でカカオ豆からチョコ作りの体験教室をするときは
はすり鉢、すりこぎを使ってやっていましたが、こちらは
石の鉢と石の棒を使ってやります。

この道具、現地では唐辛子を細かく挽くのに使っているので
道具も現地バージョンでやることができました!!

DSCF0298.jpg

日本人とインドネシア人でかわるがわる
カカオ豆を挽いていきます。

P1090852.jpg

ゴリゴリ、ゴリゴリ・・・・



20分後。

DSCN0296.jpg

ようやく豆の原型がなくなり、油脂がでてきてペースト状に。


これに砂糖を混ぜて、チョコのスプレッドを作ったら
早速クレープ作り。

P1090851.jpg

現地の人はとにかく手先が器用ですぐに
覚えてうまくひっくり返します!!

DSCN0293.jpg

次はパンケーキ、そしてパウンドケーキも。

P1090856.jpg


カカオ豆をそのまま上にトッピングした
チョコレートのパウンドケーキの完成!

無題

これが出来たのが18時前後。
主婦層の多大なる貢献で、全部で2時間くらいで
終わりました!

折りしもラマダン(断食)期間中。
18時で日没となり、朝から何も食べていなかった
現地の方々はお腹ぺこぺこ。

出来立てのお菓子を家の人と食べるといって
それぞれ袋に入れて持って帰っていきました。

残りは農家のリーダーの家でみんなで試食!
『おー、すごく美味しい』と
とっても喜んでいただけた様子!!

本当にあっという間だったけど、一緒に
お菓子作りをすることを通してコミュニケーションが
取れ、笑いが絶えず、みんな終始笑顔で
このプロジェクトは無事終わりました。


いよいよ次は訪問記の最終回。
私が感じたことを綴りたいと思います。


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Dari-K report

昨日、お店でDari-K Report第1号をいただきました。
第1号はDari-Kメンバーの紹介で、次回からはそれぞれの
方がテーマを決めて連載をされるようなので、興味深いです。

因みに僕の好きなDari-Kチョコは、チェリとラトウです。

京都は、まだまだ残暑厳しいですよ。
そして、政局は混迷しています。

それでは、またね!

Re: Dari-K report

ブログに書く前に書いてもらってありがとうございます!

これからのDari Kレポート、楽しみにしていてください!!
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