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フェイスブック上場

アメリカのフェイスブックが5月18日に
ナスダックに上場して1週間が経ちました。

このIPO(新規株式公開)には大変興味があったものの
私自身はここ最近とても忙しくて、このニュースを
あまり追えていませんでした。

ただ1週間の株価の推移を見ると、今後の同社の成長性は
もとより、ナスダックの売買システムのトラブルや
ヨーロッパ市況の影響、主幹事証券会社の情報開示の問題など
様々な外的要因もあいまって、IPO価格よりだいぶ下がってきているようです。

IPOはベンチャーにとってひとつの大事な選択肢であり
また更なる飛躍をするための資金調達の大きな手段。

金融業界に身をおいてい頃はアナリストとして
客観的にビジネスモデルや収益予想を分析していましたが
今自分がDari Kを運営しているため、
今はこれまでとは違った角度からこのIPOについて
考えるようになりました。

Dari KもIPOする日は来るのでしょうか。
株式市場ではDari Kがどう評価されるのか、
とても興味深いですね。

さて今週は5月31日(水)より京都伊勢丹への初出店。
準備を万端にして、楽しんでこれたらと思います!
是非遊びに来てください!



一流の思考法

最近は日本酒についての投稿が続いたので
今日はちょっと趣向を変えて経営のことを
書きたいと思います。

定期購読している経済雑誌PRESIDENTの
4月16日号は「一流の思考法、落第思考法」と
題して、大手企業経営者の思考というか考え方を
紹介していました。

上場企業の経営者ともなると、もちろんみんな
すごいのでしょうが、私個人的な意見としては
読んでいて「あー共感できる」「そうそう」と思う
思考をしているのはそのごく一部だったりします。
(偉そうですいません)

もちろん私は経営者としてはようやく1年経つくらい
ですし、商店街の小さい小さい店の経営と、
資本金の0の数が3つも4つも違う大企業を
比較するのはちゃんちゃら可笑しい話です。

けれどDari Kは単にチョコレートを加工・販売している
町のお菓子屋さん・パン屋さんとはわけが違って、
国外での原料の調達から輸入から加工まで、
そして店舗販売・お取り寄せ・百貨店やホテルでの販売まで
サプライチェーンの全てを手がけているので、
規模こそ違うもののビジネスとしてのカバレッジの
広さは大企業に遜色がないと思っています。

そしてそういう意識で経営していく上で大切なのは
情報とネットワークであり、店での仕事と切り離して
家に戻るとコツコツ日本内外の情報を浴びています。

話を戻して、その雑誌に書いてあった一流の
思考法で強く共感したのは楽天の三木谷さんと
マクドナルドの原田さんです。

大企業の経営者となると、多くの事業セグメントがあり
また多くの子会社・孫会社をかかえ、さらに海外部門と
自社のことだけで思考がパンクしそうですが、この2人は
発想そもそもが違うんだと思います。

以前仕事でファーストリテイリング(ユニクロ)の
柳井さんにお話をうかがった時も感じましたが、
このような人たちの考え方は「積み上げ式」では
なく、「逆算式」なんだと思います。

これは記事とは全く関係なく、私の個人的な見方なんですが
「積み上げ式」とは今自分が(会社が)持っている
リソース(資源:設備であったり従業員であったり
ネットワークであったり、所有するもの)をどのように
活用して、どのように伸ばしていくか、ということから
始まる発想で、この良い点は現実ありきで考えるため
無茶なことにはつながらず、あくまで実現可能な
枠組みで思考が進んでいくことにあります。

他方、三木谷さんや原田さんなどの「逆算式」とは
こうあるべきだ、こうなるはずだ、という未来のイメージを
まず持ち、その未来で自分あるいは自分の会社は
どういうポジションでいたいかを描き、それに
合うように逆算して今するべきことを考える
思考だと思うんです。

こうすることで、今足りない設備や人などのリソースは
すぐに補充する。すぐにやらないと間に合わないんです。
だからみんなスピードを重視する。

楽天やユニクロが英語を公用語とするのは、三木谷さんなり
柳井さんは、数年後、あるいは数十年後の日本の縮小する
(既にかもしれませんが)マーケットで戦っていても
仕方ないということが見えていて、そのためには
世界で売っていかないといけない、そのためには
自社社員が世界でビジネスを展開できるよう英語が
必須になるし、また外国人を採用して今のうちから
海外でマネージャーとなれるよう訓練しておく必要がある
というのが見えているのでしょう。

日本企業なのに英語が公用語となると
「なんて奇抜な発想!」「極端だ経営方針」なんて
新聞や雑誌などメディアは反応しますが
経営者にとってはむしろ今やらないと間に合わない、
今やっても遅いくらい、というのが本音なのでしょう。

その他多くの日本の企業は「積み上げ式」なので
今あるものは伸ばせるかもしれない。例えば
今利益率が10%で100円の利益をあげている企業が
あるとして(ということは売上は1000円)、
積み上げ式でオペレーションの効率を上げ、10年後に
利益率を12%にあげられたとしても、市場そのものが
縮小し、シェアは横ばいだったとしても、売上が800円に
落ちれば、利益は96円と、利益ベースでは
下がってしまう。積み上げた結果、利益「率」は
上がっても、結局減収減益なんですね。

これが「逆算式」で考えて、海外のマーケットに
果敢に挑戦していくとする。投資も大きく、
また試行錯誤もあるので、利益率は今の10%から
10年後は8%に落ちるかもしれない。
でも縮小する国内のマーケットだけでなく成長著しい
海外の市場でシェアをとっていくので、売上は
1500円で、利益は120円となり
結果的に利益「率」は下がったのに
増収増益も達成できます。

何も「積み上げ式」=利益率の向上、
「逆算式」=利益率の低下というわけではなく
上のケースはあくまで一つのシナリオに過ぎません。

普通に考えれば売上規模が上がるに連れて
固定費はそこまで増えないので利益率も向上し、
時間の経過とともに全てが上向く方が寧ろ普通です。

今大きな企業でも、10年後、20年後はどうなっているか
わかりませんし、今小さな企業だからといって
今後どんどん伸びるかもしれません。

大企業だから潰れない、というのが幻想だというのは
周知の事実。消費が冷え込み、将来の見通しが
明るくないこういう時代こそ、今後は経営者の思考が
しっかりしているかどうかに企業の成長もかかっている
と思います。

翻ってDari Kは1年でメディアへの露出や
百貨店での催事販売、インドネシア貿易振興センターからの
推薦状の授与など多くの実績を上げてきました。

これらは全て支えてくれた皆様のお陰で、
大変感謝はしていますが、このスピードは
あくまで想定線。このスピードが維持できないようでは
Dari Kのビジョンなんていうのは、私が
生きているうちに達成できないでしょう。
逆算すると、このペースは必要最低スピードなんです。

だから何度も書きますが、
Dari K never stops!!



エルピーダ更正法申請

エルピーダのことから、会社更生法と
民事再生法の違いについて、そこから
東南アジアの経済情勢と日本の現状・今後について
さらにはDari Kの展望まで、1時間以上かけて
渾身のエントリーを書いたのに消えてしまいました。

意気消沈とはこのことです。。。

マインドセット

【ご案内】
幕末より京都は四条川端でお茶屋として、
また大正時代からは祇園で料亭を営む「津田楼」さんと
コラボレーションして「ドイツワインとDari Kのチョコレート」を
津田楼さんでやっております。
美味しいワインと極上のチョコレートを
風情豊かな祇園の料亭で是非お試しください!!


さて、バレンタインが終わって1週間。
ようやく普通の生活に戻ってきました。

実際は取引先や色々な営業に来られる方、
取材希望の方などには「バレンタインまでは忙しいので
それまで待っていてください」と言っていたので
バレンタイン後の1週間もかなり慌しかったですが
それもようやく落ち着いてきました。

店内には、しばらくお休みしていたクエカカオも
キャラメルカシューナッツも並び、再び充実した
ラインナップになっております!

さて、久しぶりにマーケットに目をやると
現在22日のお昼の時点でドル円が80円台、
ユーロ円が105円、そして日経平均は9,500円を回復ですね。

しばらくマーケットから目を離していたので
良くは分かりませんが、日米金利差拡大や
白川日銀総裁の追加緩和発言もあるのでしょうが
実際はファンダメンタル的なものよりもむしろ
テクニカルに上げやすい環境なのかもしれません。

以前金融業界でアナリストをしていたお陰で、
経済の話から業界の話までどの産業の人とも
ビジネスの話を出来るのが今の私の財産ですが、
もうひとつ大変重宝していることがあります。

それは思考の中で「次の次を考える」習慣です。
どういうことかというと、普通職場で上司に
「今日はこれとこれをやっておいて」とか、要は
仕事のTo doリスト(やることリスト)を言われたり
渡されて、それをこなすことがその日の仕事になったり
している人も多いと思うので、それを思い浮かべてください。

この場合、言われた仕事を終わらせることしか
その社員の頭にはなくなってしまいがちです。
終わらせれば任務完了、でもそれって
単に「仕事をこなした」に過ぎません。

じゃあその仕事のクオリティは?となった場合、
高いか低いかはまた別問題。となると、
指示する側(上司)は、「今日はこれとこれを
○○のクオリティでやっておいて」ときちんと
言わなければなりません。すごく精緻にやらなければ
ならないのか、そこまで手をかけずにやるべきなのか。

でもこれで終わりではありません。クオリティが
担保されたとしても、それにかける時間が
「今日はこれをしておいて」だと、その日の労働時間
全てを使ってよいことになってしまいます。

それがたとえ簡単な仕事だとしても、依頼された側に
とっては早く終わらせるインセンティブやモチベーションが
芽生えにくいですし、時間のかかる仕事だと残業になるので
これまた士気が上がりません。

となると、結局「今日はこれとこれを、このクオリティで
○○時間で終わらせて」と指示しなければならなくなります。

おいおい。。。ですね。
ここまで上司が考えていちいち指示してたら、
貴重な上司の時間がなくなってしまうのは自明。

だから社員ひとりひとりが、自分で考え、
与えられたタスクはどのクオリティでどれくらいの時間を
かけて終わらせるのかを常に意識していなければなりません。

またタスクを与えられる前に自分で潜在的なタスクを
探しながら仕事をしていくことも大事です。

あー、今日はお客さん少ないな、だからゆっくり仕事ができる!
なんて考えている人や、そんな人が働いている会社は
潰れるか、少なくとも成長はしないと思います。

お客さんが少ないな、時間があるってことはチャンスだ。
この前思いついた新製品のアイデアを形にしてみようとか、
もっと効率的に製造できるように今のうちに
什器の配置を変えておこう、そんな風に社員一人ひとりが
思えなくてはなりません。

こういうマインドセットを持つのは簡単ではありませんが
一度身についてしまうと、あとは生産性がものすごく
上がります。そして社員同士、お互いを信頼できるし、
プロフェッショナルとしての自覚も芽生えると思います。

でもこのマインドセットを社員に持ってもらうには、
そもそもトップがその企業の向かう先の明確なイメージを
持っていなければなりませんし、それを社員に
シェアして、ビジョンを共有しなければなりません。

「理解」があって、「共感」して、そして「自分で考えて
行動する」。だから時間も労力も無駄にしない。残るのは
結果と達成感。これはトップだけが優秀でも、従業員だけが
しっかりしていてもダメですね。また極端に言えば
一人でもこのマインドセットを持てない人がいたら
その組織はかなりアウトです。

これは業界を問わず、また企業規模を問わずに
重要なことだと思っています。ややもすると
パティシエはケーキを作る人、ショコラティエはチョコレートの
製造だけしていればいいんでしょ、というようなメンタリティで
働く人が少なくない製菓業界。

Dari Kはオープンキッチンなので、ショコラティエと
お客様の間に壁はありません。
お客様の声を聴き、それを励みにしたり刺激にして
より美味しく、より感動を届けられる製品作りに
反映できる環境がそこにはあります。

次の次を見据えたDari Kがどんなアクションを
起こしていくか、どうぞ楽しみにしていてください!


*働きすぎはいけません。
ワークライフバランス、大事にしてください。
仕事で疲れた時にはDari Kのチョコを、
プライベートでリラックスしたいときにも
Dari Kのチョコをどうぞ(笑



TPP雑感Part 2

昨日の続きです。
読んでない人は、Part 1から読んで下さいね。

②どうせやるなら早くやる。

10年前、私は交換留学でシンガポール国立大に行ってました。
当時の現地でのホットな話題はFTA(自由貿易協定)。
今振り返れば日本は2002年に、初めてシンガポールと
FTAを締結したわけですが、当時はシンガポールとFTAを結ぶことで
どんなメリットがあるのか、なぜシンガポールなのか、
ASEANとFTAを結ぶのは日本が先か、中国が先か、などを
現地の学生とよく議論したものです。

10年前からFTAは騒がれていました。韓国や中国は日本より
もっともっと積極的にFTAを推進していたんです。
世の中の流れは自由貿易です。WTOにしろ、バイラテラル(2カ国間)の
FTAにしろ、この流れそのものは変わりません。
だったら、農業が云々言ってないで、とりあえず
交渉に参加すべきです。

考えがまとまるまでは様子を見る、これは
本当に日本のダメなところだと思います。
私がオックスフォード大学院に留学していた時も、
シンガポールに留学していた時も、そして外資系投資銀行で
ニューヨークに研修に行ったときも驚いたこと。
それは分からないことがあったらその場で聞く、
ということです。

先生が話の途中であろうが、上司が説明中だろうが、
分からないこと・確認したいことがあったらすかさず
話を遮ってでもする。そしてそれをよしとする文化が
海外にはあります。

翻って日本。分からないことは最後に手を挙げて質問。
それまでに頭の中のクエスチョンマークはどんどん膨らみ、
話が分からないまま進んでいき、最後には何が分からなかったのか
さえ分からない状況に(苦笑

個人的には、人の話を遮るのはやはり礼を欠くと思うし、
すぐに聞かずに自分の頭で考えて、調べて、それでも
分からなかったら聞く方が学習になると思いますが、
それとこれとは話が別。

海外のやり方がそうなら、日本もそれに従わなければ
なりません。郷に入っては郷に従えです。
ただでさえ国際会議の場で、沈黙の多い日本人。

とりあえず交渉のテーブルにつかないでどうするの!
「ちょっと様子を見ます」なんて言いつつ後ろの席で
隠れていたら、もう日本の存在感は忘れられます。
まさにJapan Passingです。

TPPなんてその影響の範囲も大きさも分からないものに対し、
今日本が出来ることはとりあえずこの流れに乗ること。
そしてきっちり発言して、自国に不利な条項には
しっかり意見を言っていくことが大切だと思います。

こんな光景を思い浮かべてみてください。
たとえばある多国籍企業が、社員を募集している。
条件は会計とパソコンが出来ること。

中国人Aは会計50点、パソコン50点だったとして
インド人Bは会計40点、パソコン30点だったとして
日本人Cは会計70点、パソコン70点だったとして
でもこの募集している企業の採用担当者も
本人同志もお互いの点数を知らないとします。

こんな場合、面接では日本人はきっと「まあまあできます」
なんて謙遜するでしょう。

でも中国人やインド人は「テストは受けたことないけど(←嘘)
会計もパソコンもすごく得意です!」なんて自信満々に言いますよ。
そうすると雇われるのはもちろん中国人やインド人です。

そして採用が決まったらめちゃめちゃ頑張る。
結局入社する頃には中国人もインド人もちゃんと
80点以上のレベルにはいく。

このエピソードの教訓は何か。
Be aggressive!
嘘でもいいからとりあえずアピールする。
そして実際始まるまでに頑張ればいい。
自信を持って!

「日本はTPPに興味はありますが、農業問題など
センシティブな分野もありまして・・・」なんて
言いながら国際交渉の場に行ったらその時点で
負けなんじゃないですか。

はったりでも「日本はTPPのポテンシャルを最大限
受けるよう現在国内で取り組みを加速しています。
是非力を合わせて、環太平洋地域の貿易を促進し、
共に経済発展を遂げましょう」なんて言えば
諸外国から日本のリーダーシップに期待も
寄せられるでしょうに。

連日のように報道されるTPPのニュースをみるにつけ、
こんな風に思ってしまうチョコレート屋の店主でした。


*ちなみにTPPがチョコレートに及ぼす影響としては
海外からの輸入チョコレートの関税が低くなるので
消費者にとっては嬉しいですね。

Dari Kにとっては、もともとカカオ豆そのものには
関税率0なのであまり関係ありませんが、
パームシュガーなどの砂糖に関税がかからないようになれば、
砂糖もスラウェシ島からとることができます!

でもそれよりもっとやりたいのは現地で
チョコレートショップをオープンさせること!
そのためには、日本のクリームが必要なので、やはり
関税はない方がいいですね!(そうそう、日本の農業は
TPPを契機に海外に打って出る戦略を採るべきだと思います!)




プロフィール

Dari K

Author:Dari K
Dari Kの経営者です
宜しくお願いします!

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